2012年11月13日火曜日

VAIO Duo 11の価格とスペック 納期が一ヶ月もかかるのかあ

仕事とモバイル用途にIBMのThinkPadというノートパソコンを使っていたのだが、これを買ったのはもうかれこれ10年も前になる。当時勤めていた会社で年に一度のわずかなボーナスをはたいて買ったあの日から、もうそんなに経つのか…。
当時は、Windows XPが登場した頃で、OSをWindows 2000とWindows XPのどちらかから選択できた。いまでこそWindows XPのことを特別に重たいOSとは思わないが、当時はLunaスタイルと呼ばれる画面デザインへ変更されたことで、XPは重たいという印象を持たれていた。
私が購入したThinkPadはWindows XPモデルで、当時のスペックのノートパソコンには、やっぱり重すぎた。それで最近のThinkPadの使い方は、リモートデスクトップ経由でデスクトップパソコンにつなげるための単なる端末のようになっていた。ThinkPadそのものは遅すぎるので、実際はリモート先の速いパソコンを使っていたのだ。
無線LANを内臓していないモデルだったので、USBの無線LANアダプタを付けて使っていた。その無線LANも、先日から、数分程度で切断されるようになってきた。無線LANアダプタを変えても、アクセスポイントを変えても同じように切断されるので、ThinkPadに問題があると思われる。
今の時代、ノートパソコンで無線LANが使えないのは、致命的だ。これが買い替えを決断するトドメとなった。

ちょうどWindows 8が発売されたところなのでいいタイミングかもしれない。
Lenovo、TOSHIBA、DELL、富士通、NEC等、各メーカーのラインナップから候補を洗い出す作業にかかる。
購入前にあれこれ調べて吟味するというのは、これまで何か高価な物を買おうとするたびにやってきたことで、楽しいというより、今ではもう面倒くさく感じる。

最終的にソニーのVAIO Duo 11が選ばれた。

CPU、カメラ、SSD、Windows 8 Pro等のオプションをオーダーメイドで選択でき、不足するものはない。
この機種ならではのアドバンテージは、画面解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)で、有線LANポートを備えており、スペックのわりに約1.3kgと少し軽量なことだ。
仕事で使う上で、有線LANは無いと困ることがありそうだから、結構大きいと思う。
私がオーダーメイドした内容では、キャンペーン価格も加味して約12万5千円になった。

Windows 8のタッチ操作に対応するため、ディスプレイはタッチパネルになっている。
タブレット端末のような板状の形状と、キーボードを使えるノートパソコンのような形状に変形でき、用途に応じてスタイルを選択できる。
車内等の屋外で使うときはもちろん、屋内でもサッと素早く使いたい時には、タブレットのタッチ操作は便利になりそうだ。

私の用途は、仕事の外出用、無駄な会議中の暇つぶし、サーバー管理、英語の勉強といったようなことだ。
ノートパソコンでは不足する作業はリモートでデスクトップパソコンを使うことになるだろう。

いいノートパソコンなのだが、その分大人気のようで、納期が1ヶ月もかかる。近所の電器店で聞いても同じような状態だ。
商品もないのにテレビCMまでやっているのは少々閉口してしまった。