2013年7月23日火曜日

リモートデスクトップが無通信で切断されないようにする簡単な方法

ルータやゲートウェイの環境によっては、一定時間何も通信をしていないコネクションがタイムアウトになって切断される設定がなされています。
そのような環境でリモートデスクトップを使用していて、何も操作しないで放置していると勝手に接続が中断されていることがあります。
リモートデスクトップで操作を再開しようとすると、真っ黒の画面のまま再接続のため数十秒待たされてイライラさせられます。
簡単なアイディアで、これを回避することにしました。

リモートデスクトップではローカルリソースとして接続元PCのドライブを接続できます。



このローカルドライブにリモート接続先PCが定期的にアクセスするようにするバッチファイルを作成して、常時実行させておくことで無通信が継続しないようにします。具体的には以下のようなバッチファイルを作成します。

:loop
dir \\tsclient\c
ping -n 30 localhost
goto loop

上記4行をテキストファイルとして作成して、拡張子をbatにし、接続先PCで実行しておくだけです。


 
コマンドプロンプト画面を最小化しておけばあまり邪魔にはなりません。

このバッチファイルは30秒おきにローカルPCのCドライブのディレクトリ一覧を取得します。意味もなくディレクトリ一覧を取得することで通信を発生させています。
インターバルのためのpingコマンドの30の数字を書き換えれば、ダミー通信の間隔を調節できます。

これであなたのイライラが解消されれば幸いです。